ぴりか(猫)と暮らしながら思っていたこと、
彼女がいなくなってから思ったことを
ひっそりと言葉にしてみようかな・・・。
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実家で飼っていたのは犬だったし、
猫を飼った経験なんて、なかったのだけれど・・・
すごく好きだった、何故か・・・。
猫となら対等に暮らせて楽しいだろう
そう思って・・・。
行き所のない猫をひきとることで、
少しは社会貢献になるかなと思ったから、里親に・・・。
暮らし始めてからは、ときどき、不思議な縁を感じた。
相手は人間ではないけれど、生きている。
魂の乗り物が、たまたま猫だったのだな・・・
そんな感じ。
不思議だね、
遺伝子配列が少し違うだけで君は猫、
私は人間に生まれたんだね・・・
いつもそう話しかけて、
不思議な毛玉の動物を観察してた・・・。
単純にカワイイと思う関係とは違っていて、
私とぴりかの間には絶対に相容れないものがあったと思う。
彼女はやっぱり大人で・・・
人格ならぬ猫格ができあがっていたんだろうな・・・
それでも、人間から見たら、
やっぱり、知能は2~3歳児くらいというか・・・
どうしても、小さい子供と関わるようなハンディのつけ方で、
接してしまったりして・・・
猫語がわかると面白いだろうなと思ってみたり、
動物との関係ってこういうものなんだろうか・・・と思ってみたり、
猫からみると人間てどんなだろうと思ってみたり・・・
なんだか面白くて関心を持たずにはいられなかった。
今思えば、
それが“猫力”というものなのかもしれないね。
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* 写真は初期に撮影したもの