先日、お仕事で関わったミーティングで
人生に必要なものが語られていましたよ。
色々ありますよね・・・
お金が無いと生きられないから、ま、仕事とかね・・・
働くには健康とかね・・・
健康で生きるためには、周囲の人とのいい関係、それに・・・
適度に動いて、必要(できれば良質)なものを楽しく食べる・・・
そのためには・・・
やっぱ、金が必要ですなぁ・・・
世の中ゼニや!!
いや、そうなんだけど、それだけじゃね・・・
私の場合、夢が必要だな。
なんかわかんないけど、よく齢をとるには、
夢って必要なんじゃないかと思うわけです。
そうそう、もう20年も前のこと・・・
ある本を読んだときに、ゴチャゴチャしたものがスッキリと
片付いたような爽快さを覚え、「すごい!!」と思いました。
その爽快さが忘れられなかった・・・
私もこんなふうに表現してみたい。
そうだ、●●になろう!!
遊んで暮らしていた私は、●●がどんなものだか
知らなかったのですが、
本を書いた人が●●だったから、●●になればいいと
短絡的に思ったわけです。
●●という職業に就くためには、学問することが必要でした。
そのため、大学へ・・・
同じクラスの人から「将来何したいの?」ときかれたとき・・・
私は夢をそのまま話しました。
すると・・・
mちゃん!そんなことはね、恥ずかしいから他人に
言っちゃダメ。そんなことが出来るひとは、
ものすごく頭がいいし、普通の人には出来ないんだよ。
・・・そっか・・・
私は恥ずかしいことを夢見てたんだ。
たしかに、私、頭良くないしね・・・
でも・・・普通なのかな・・・私・・・?
以来、その夢を語ることは殆どありませんでした。
しかし、ずーっと諦めてなかったんです。
決して頭は良くないけど、
「私は普通じゃない」という確信だけはあるわけです。
半分は条件を満たしている!!
夢に向かいはじめてから、色んなことがあり、
もう一つ、“夢(その2)”も持ってしまいました。
二つの夢をたずさえつつ、目の前のことに没頭・・・
気づけば・・・
運が良かったのか悪かったのか、本当に●●になってました。
せっかく●●になったので、とにかく頑張って続けました。
しかし・・・
●●としての将来が見えてきたところで、
「これじゃ、いつまで続けても夢(その1も2も)はかなわない」
・・・そう気づいたのです。
「ならば、人生を大事に生きられる道を探そう」と、
●●を辞めました。
そして、より現実的な夢(その2)を実現させて
みようと考えるようになりました。
夢(その1)は、もうあきらめたつもりでした。
最近・・・
夢(その2)を実現しかかっているこの時期になって、
ふと、夢(その1)を思い出しました。
何気なく、指導教授に話してみました。
今度も笑われるかと思っていましたが・・・
「したいことしてください。」
はじめて、支持してくれる人に出逢いました。
夢(その1)につながる感動を得たのは20年前。
夢(その1)をつかもうと歩み始めたのは17年前。
夢(その2)に出逢ったのは15年前。
夢(その2)は実現間近、
そして・・・
夢(その1)を支持する人に出逢い、
いま、ふたたび、夢(その1)を抱いて、再出発・・・。
こうして振り返ると、
夢は、いつも私を導いてくれていたような気がします。
叶うかどうかはわからないけれど、
そう思わなければ、絶対、実現に至ることはない。
私にとってあまりに遠すぎると思っていた夢(その1)・・・
20年近い時を経て、
まさか、笑われないほどの距離に近づいていたなんて・・・
頭がいいとか悪いとかじゃない・・・
夢とかけ離れた生活の中でも
夢を持ち続ける“普通じゃなさ”の勝ち!
実現しなくてもいいけれど・・・
実現したらいいなぁと思いながら、
これからもこの“過程”を楽しもうと思うのです。