猫のいる生活

猫と暮らしてみて (1)

ぴりか(猫)と暮らしながら思っていたこと、
彼女がいなくなってから思ったことを
ひっそりと言葉にしてみようかな・・・。
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実家で飼っていたのは犬だったし、
猫を飼った経験なんて、なかったのだけれど・・・
すごく好きだった、何故か・・・。

       猫となら対等に暮らせて楽しいだろう

そう思って・・・。

行き所のない猫をひきとることで、
少しは社会貢献になるかなと思ったから、里親に・・・。

出逢ったときは、きれいな眼をしているなと思っただけ。

暮らし始めてからは、ときどき、不思議な縁を感じた。

相手は人間ではないけれど、生きている。
魂の乗り物が、たまたま猫だったのだな・・・
そんな感じ。

       不思議だね、
       遺伝子配列が少し違うだけで君は猫、
       私は人間に生まれたんだね・・・

いつもそう話しかけて、
不思議な毛玉の動物を観察してた・・・。

単純にカワイイと思う関係とは違っていて、
私とぴりかの間には絶対に相容れないものがあったと思う。

彼女はやっぱり大人で・・・
人格ならぬ猫格ができあがっていたんだろうな・・・

それでも、人間から見たら、
やっぱり、知能は2~3歳児くらいというか・・・
どうしても、小さい子供と関わるようなハンディのつけ方で、
接してしまったりして・・・

猫語がわかると面白いだろうなと思ってみたり、
動物との関係ってこういうものなんだろうか・・・と思ってみたり、
猫からみると人間てどんなだろうと思ってみたり・・・

なんだか面白くて関心を持たずにはいられなかった。

今思えば、
それが“猫力”というものなのかもしれないね。

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* 写真は初期に撮影したもの

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