器 （うつわ）
一つの入れ物があるよ。
一体何を入れる器なんだろう・・・？
のぞいてみると・・・
中には何やら色々入っている。
雑多なものがあふれんばかりに・・・。
まるで“入れるので精いっぱい”・・・って感じ。
気の毒に・・・
器も、入っているものも、生かされていない。
そのまま放っておくと、
器のほうが壊れちまうね、これは・・・。
ま・・・そういうときは・・・
入れるのやめて、
中身出して・・・
中身はしっかり観察、分別、整理、そして・・・
器に感謝と愛を・・・
器は、ただ受け取るためにあるのではない
受け取ったものを輝かせるのもまた器の力
それがわからないとね・・・
頭じゃなくて、魂でね・・・
この景色、夜明けに見える？
夕暮れに見える？
そう、これは 夕暮れの空
次の夜明けを待つ色・・・
終わり は 始まり・・・
お？ 昔そんな歌があったな・・・
♪ ちょうど 波のように さよならが来ました
ことばはもう、何もいらない
ただ見送るだけ
♪ 遠く離れる者ここに残る者
ぼくが決めても構わないなら何も言わないけど
・・・なつかしい・・・
♪ あなたはよく、こう言っていた
おわ～りははじまり・・・おわ～りははじまり・・・
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＊写真は2011.04.04.撮影